高校野球今昔物語

今では,全ての競技で高校の大会に出場できるようになりましたが,このようになったのは,消して昔からではありません.多くの関係者の尽力により,最初に高校の大会に出場できたのは,昭和48年の高校野球でした.7期生が3年生の時で,全校あげて応援に行きました.

野球の指導は、監督には急遽7期S氏の実兄に当たっていただけることとなりましたが、普段の練習は、高専チームが全体を見て、練習方法にもアレコレ戸惑いながら高野連初参加に備えまた。そして迎えた初の夏の甲子園予選は、ピッチャーA氏(機械)、キャッチャーD氏(電気・現在弁護士)のバッテリーで、頭髪は長髪、今では考えられない初戦でした。それが初出場でいきな初戦、2回戦を突破、新聞では「まさか高専」の文字が。いよいよ3回戦、これに勝利すれば初出場で県大会出場という快挙を成し遂げる試合でしたが、残念ながら勝てませんでした。しかしながら、初出場での大活躍は、北九州市民に大きな反響を呼びました。この珍事は,今でも野球部OB会で楽しい思い出となっています。